2016年4月に高田馬場で耳鼻咽喉科・アレルギー科を開業いたしました。
お母さまに抱っこされ、泣きながら診察を受けていたお子さまが一人で診察台に座れたり、自分の症状を説明しているのを聞くと、短いながらも開業してからの月日を感じます。
耳鼻咽喉科・アレルギー科の対象は、主に感覚器(聴く、嗅ぐ、味わう、平衡感覚など)になり、命に関わることは多くありませんが、生活の質(QOL)を高めるためには大切な分野です。
感覚器は年齢を重ねていくと様々な変化が起こるので、悪くなる前の予防に力を入れ、将来を見据えた治療を行うことで、患者さまがより良い人生を送るための一助になればと考えております。
大学病院では耳・聴覚を専門に担当してきましたが、総合病院では耳・鼻・のどを広く診療し、平行して地域の耳鼻咽喉科クリニックでも診療を続けてまいりました。
病院は多くの専門科や様々な検査機器があり安心して受診できる施設ですが、通院するには患者さまの負担も大きいと思います。
そこで、今までは病院で診ていたようなことをクリニックで対応し、さらに専門的な治療が必要な場合には、病院への橋渡しができればと考えております。
大学病院・総合病院に20年間勤務して得た知識と経験を活かし、安心して受診ができ、納得した治療を受けられるクリニックを目指しております。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
高田馬場耳鼻咽喉科 医院長
瀧口 洋一郎